ページが見つかりませんでした – 心がふるえる時 https://tomoko3.com Wed, 28 Feb 2024 09:15:05 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 86465665 水光栽培はクールである。 https://tomoko3.com/archives/2067 Wed, 28 Feb 2024 09:15:02 +0000 https://tomoko3.com/?p=2067 都内のマンションの小さなリビングでレタスを育て始めて約一年。

今も、播種して発芽したばかりの苗が、リビングの片隅でひっそり育っています。

突如、流行り病で世界が一変した2020年、なぜか水耕栽培に興味を持ちました。

当時、軽い空家問題に直面していて、「空家×水耕栽培」って両方の問題点を打ち消しあってイケるかも、とぼんやり思いました。

とはいえ、なにもわからない世界。

それが、リビングで水光栽培をスタートしたことで、一気に室内栽培の見識が広がったのです。

人工的なイメージは払拭され、自然の理を学び再現するおもしろさ、ほぼ水と光だけでピカピカのレタスが育つ神秘。その間、なんとたった30日。街のど真ん中で、家の中で無農薬の野菜が育つ。

水を大量に消費するイメージがありますが、実は露地栽培よりも断然エコです。

「畑は地球の火傷」、人口爆発する世界で、食糧生産するために木を伐採して畑をつくるという行為を避けられる水光栽培は環境にやさしい。

知れば知るほど、もっと水光栽培が広がった方がいいという結論に至ってます。

現実的なビジネスプランもあれこれ考えました。たぶん98%の人は興味を示さない話です。全く稼げそうにないですからw

絶対的な答えはありませんが、過去の延長ではなく、新しい価値観を創造するという観点においていろんな業界で未来の可能性を感じています。

自分の家で野菜を育てる体験をする。生命の神秘、自然の理を学ぶ。

素人の私でも4回目には173gの立派なレタスができたんですよ、ほんと感動でしかない。自然の理にそった、再現性高い方法だからです。

ビジネス目線でも展開していきたい。

水光栽培に取り組む仲間を増やしたい。

合言葉は「万人播種」。生まれたからには種を蒔こう。

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まるごと水光栽培の島、屋久島。 https://tomoko3.com/archives/2059 Mon, 20 Nov 2023 07:10:39 +0000 https://tomoko3.com/?p=2059 10万円あれば迷わず海外旅行してきた私が、今回屋久島を訪れたのは、島まるごと水光栽培のようなものだから。

水光栽培と向き合う上で、行って確かめておきたかった。水光栽培の可能性と偉大さを。

それは、想定以上の力強さと、深く静かな優しい振動で迎えてくれた。大地の脈動を全身で感じ、数万年からなる自然の営みに触れた。

海岸の下を流れる川のちょろちょろという音を寝転がって、耳を澄ませ、聴く。

岩を抱え込んで巻きこむように育った巨木に挨拶する。

川の流域を滝と共に歩む。上流から海に流れ出るまでをたどる。

堆積岩に花崗岩が爪楊枝のように貫入してできた屋久島。この堆積岩と花崗岩の接点は、熱変成してホルンフェルスというとても硬い地質となっている。このような成り立ちをしており、島全体の土は表面に1メートルほどしかない。

それなのに世界遺産になるほどの豊かな自然を有している。

苔がむし、数千年の樹齢をほこる杉をはじめとする木々が育つのはなぜか。

岩盤の上で水をどのように蓄え、あれほど豊かな緑になるのか。

自然の長い年月の営みによって、保水する仕組みができ、岩盤が振動を与え、水と大地の巧妙な循環がそこにあった。そう、これが私の目指す水光栽培。数万年もの時が実践してきた、不変の法則を活かす。

頭で理解するだけでなく体験する。それはじんわりと体にしみこんできて、右脳と左脳の統合ができた。

都会で暮らそうと、どんなに暮らしが便利になっても、自然の法則は変わらない。

人間目線ではなく、水や大地の目線で考え感じる時間だった。

この世の主は水である。

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タイムマシンとどこでもドアを 自由に操れる”ユウサミイ” https://tomoko3.com/archives/2003 Tue, 13 Oct 2020 14:11:46 +0000 https://tomoko3.com/?p=2003 友人から、ユウサミイさんのライブが良かったという話を聞き、音楽に疎い私は、初めて聞く名前だなと思ったのだけど、なんだかピーンと来て、なかなかとれないというチケットが1枚あるよ、と言うので、二つ返事でライブへ行った。

直感は当たるもので、大正解。ユウサミイさんは、未来型完璧ミュージシャンだった。

アットホームなライブ会場でミュージシャン自らお出迎え

まず、ライブ会場が良かった。住宅街にポツンとあり、こんなところにあるの?とちょっとドキドキ。入ってみると本格的だけど小さくてアットホームな場所。

ホールにはすでにサミイさんはスタンバイ済で客をお出迎え。人との接触を極力避けるご時世なので、スタッフはおらず、サミイさんだけでした。一人でなんだってやるミュージシャン!

そして、開演まで、サミイさんがゆるやかに前座(?)をこなすw 観客に呼びかけながら、ギター遊び的な時間。この時点で、あったかい人だというのが伝わり、なんとなくファンになってしまいました。

場づくりの天才

開演時には場は絶好調。場づくりの天才でした。一体感ありすぎて、遅れてきた観客が入りずらそうにしていると、うまく馴染めるよう音楽でもてなす。遅れてきた方も、すでにいる観客も、演者も、ここでまた一つになる。

開演前だけかと思っていた生歌は、最後まで2時間以上続きました。

小さな会場とはいえ、ギターを弾きながら、一人で生歌2時間、観客を魅了するのはすごい。今回は30数名でしたが、多い時は90人は入る会場。マイク使わず、喋り続け、歌い続け、弾き続け。マウスシールドもしているし、息が辛かっただろう。

もともとユウサミイさんという人物を知らなかったのだから、もちろん歌は1曲も知らない。それでも、最初から入り込めて楽しかった。

後から知ったことだが、ミスチルの桜井さんがサミイさんのことを「日本一の弾き語り」と称しているらしい。

本当にその通りで、お一人で弾き語りするライブなのだけど、1曲1曲にストーリーがちゃんとあって、それが自分の中の感情を引き出し、初めて聞いても涙が出てきたり、ほんわか温かい気持ちになった。

時空を超える2時間

最初の1曲目。名前は忘れたけど、「みんなが幸せでありますように」というメッセージがこもった曲だった。

ライブなんてなかなかいけなくなってしまい、日々、多くの人が、いろんなことに神経が過敏になっていて、分断されている気持ちを味わっているから、一発目の、「みんなが幸せでありますように」は、グッときた。

そのあとも、大切な友人の歌、奥様の歌、青春時代の淡い想いの歌、などなど、、、

サミイさんと違う人生を歩んでいても、誰もが、これまでの人生で似たような感情を味わってきているからか、時空を超えて、その感情の地点へ戻れる。

タイムマシンとどこでもドアを自由に操れるミュージシャンだと思った。

CDも売ってるけど、サミイさんの価値は断然ライブだろう。その時間を共有すること、その時間に過去や今、あるいは未来の自分と、感情を味わうこと。

音楽を聴くものではなく、体験するものへ完璧に昇華している。

CDが売れない時代でも、Spotifyとか○○ミュージックで聴き流すのが当たり前になっても、体験を売るミュージシャンは強い。

最後まで一人でこなす、あったかい大地のようなミュージシャン

ライブ後は、はける舞台袖がない会場ということもあり、ちょっと右往左往するサミイさん。

スタッフが一人もおらず、サミイさん一人なので、「椅子は片付けないでね」と観客の気持ちを先回りして注意するサミイさん。

CDを手売りして、サインも書いてくれて、コロナ禍だから握手はごめんね、と気遣うサミイさん。

最後まで、あったかい大地のようなミュージシャンでした。

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オンライン○○○、最大限に楽しむ3つのコツ https://tomoko3.com/archives/1991 Tue, 23 Jun 2020 03:32:17 +0000 https://tomoko3.com/?p=1991 自粛期間があけましたが、オンラインブームは続いていますね。
これまでの約2ヶ月程度、日本全国で各々がつながる方法はオンラインオンリーでした。
この間、いろいろなオンライン○○○を試したので、結果をまとめておきます。

やっぱりリアルには負けてしまうオンライン○○○。ありきたりではない用途を考える!

仕事やプライベートで、オンラインミーティングやオンライン飲み会を試した方は多いと思います。やってみると意外に面白い!とか、割とハマるもんだね、なんて会話をSNSでもよく見かけました。

そして、オンライン○○○のツールとして「zoom」がバズりました。これまで「zoom」を知らない人もたくさんいたと思いますが、自粛期間中、みなさん一度は使ったり聞いたりしたのではないでしょうか。

仕事のミーティングで、プライベートのオン飲みで、「zoom」はもっとも身近なツールになりました。
数多くの企業の株価が軒並み下落する中、「zoom」の株価は上昇しました

それでも時間が経つと、オンライン飲み会に慣れてきて、ちょっと飽きてくるのですよね。新しいものも普通になると珍しさがなくなり、やっぱりリアルで会う方がいいなぁという気になってくるものです。

しかし、いろんな人が様々な工夫をして「zoom」を活用しているのがとても興味深かったです。私が体験したもので印象深かったのは、「オンライン占い」と「オンラインオーラ診断」。

オンラインでオーラなんて見れるの?と思いましたが、みっちり1時間、6人くらいの先生が変わるばんこで見てくれました。カメラ越しに目を瞑った先生達がいて、なんとも不思議な感じです。

オーラ診断と聞くと「怪しい」なんて感じる人もいると思いますが、こういうちょっとリアルでは体験しに行くハードルが高いコンテンツは、オンラインがいいんじゃないかと思いました。

占いは定期的に診ていただいてる先生だったので、心配はなかったのですが、リアルに会える価値を考えるとオンラインってどうなんだろう?と思っていました。

しかし、結果的にはこれもなかなか快適でした。家で話せるので、リラックスして考えていることを相談できたと思います。

このようにありきたりではない「zoom」の用途を模索するのが、オンライン生活を楽しむ1つのコツです。

Web会議ツール「Remo」を使って、バーチャル居酒屋を味わう。

これまでもずっと仕事で「zoom」を使ってきたので、「zoom」でできることはだいたい経験してきたと思います。約200名が参加するオンライン講演会を主催したり、数千人が視聴するセミナーを受講したりしました。

「zoom」は手軽でいろんなことができますが、大人数になるとOnetoOneコミュニケーションがしづらいのが悩ましいところです。せいぜいチャット機能で話しかけるくらいです。

そこで、試しに「Remo」というツールを使ってみました。このように違うツールを使ってみるというのが、オンライン生活を楽しむ2つ目のコツです。

写真のように部屋がそれぞれ分かれてまして、各部屋には6人までしか入れません。自由に部屋を行き来することができます。各部屋にあらかじめテーマを設けておいて、そのテーマに沿って語ってもらう、もちろん他のことを話してもOK。

例えば「アフターコロナについて」とか「健康について」とか。15分ごとにシャッフルタイムを設け、必ず他の部屋に移動してもらいます。途中で自分の意思で部屋移動するのもOK。こんな感じのゆるい運営でした。30名くらいのオンライン飲み会で使ってみたのですが、これが大いに盛り上がりました。

「zoom」でのオンライン飲み会だと、人数が多くなると、話す人と傍観者に分かれがちなのですが、「Remo」だと各部屋は最大6人なので、参加してる感が半端ない。

場合によっては二人でみっちり話し込むこともできます。他の部屋の様子は見えないし、シャッフルするから緊張感もあるし、いろんな人と出会ったり別れたり。まるで居酒屋のテーブルを移動する感覚です。

機能もいろいろありまして、「ブロードキャスト」という機能で、全体に放送できるため、シャッフルの時間をお伝えしたり、飲み会の説明ができました。また、スポンサーの宣伝もできたりと、活用方法はいろいろあります。まだ1度しか使ってませんが、可能性を大いに感じるツールでした

テーマを決めて、本気で遊ぶ。オンライン○○○@△△△!

「Remo」は人数が多い時は楽しいですが、いつも大人数で集まれるわけではないですよね。少人数だと「Remo」のたくさんの部屋は逆効果というか、ほとんど意味がありません。


マンネリになりがちな「zoom」のオンライン飲み会を楽しむには「テーマを決めて、本気で遊ぶ(参加する)」ことです。

先日、5人で「オンラインアフタヌーンティ@カンテサンス」というのをやってみました。時間的に午後の昼下がりだったのでアフタヌーンティ、そして、テーマを「カンテサンス」に決めました。

このテーマというのは、話す内容と捉えがちですが、「場所」や「食べ物」なども設定するといいと思います。話す内容はすでに決まっていたので、さらに楽しむために「場所」を「カンテサンス」という超有名高級フランス料理店に設定しました。

このテーマに本気で参加するために、全員、「カンテサンス」のバーチャル背景を事前に用意しておくこと、カンテサンスで出されるようなアフタヌーンティーセットを用意すること、本当にカンテサンスに行くようにドレスアップすること、としました。

さすがに、カンテサンスで出されるようなおやつは用意できませんでしたが、高級フルーツサンドとマンゴーゼリーを用意しました。カンテサンスからウーバーイーツでケータリングできると完璧だったのですが、、、よくよく考えると、それにふさわしい食器やカトラリーもなく、、、。しかし、食器のグレードアップを検討する良い機会になりました。

当日、家だけど(笑)、ドレスアップして、しっかりメイクもして、このカンテサンスごっこに参加。全員カンテサンスにいるような背景であれこれおしゃべりしました。準備から本番までなかなか楽しかったです!

3つ目のコツは、テーマを決めて、そのテーマに本気で参加する(遊ぶ)ことでした。テーマというのは、話す内容ではなく、他の要素について設定する、というのがポイントです。

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リモートワークする際に、心がけたい3つのコツ https://tomoko3.com/archives/1987 Fri, 29 May 2020 14:46:38 +0000 https://tomoko3.com/?p=1987 自粛モードが開けつつある今日この頃。
今さら感あるけど、リモートワークするにあたり、大切なコツをまとめておきます。

私は2015年からリモートワークをしています。
もう5年くらいになりますね。
はじめた頃は、大阪に住んでいて、東京の会社の仕事を請け負いました。離れていたので、業務の前提がリモートワーク。
具体的には、チャット中心にコミュニケーションし、電話やオンライン会議などを使って仕事を進めます。
資料の保管や受け渡しはクラウドです。
当時、すでにこれらのツールが豊富にあったので、物理的に困ったことはほとんどありませんでした。
ずっと会社員だったため、慣れるまでの数ヶ月はやりにくいなぁと感じることもありましたが、大きな障害はありませんでした。

それよりも、一番難しかったのは自己管理です。
おそらく、新型コロナによる自粛で初めてリモートワークをされた方は、共感いただけると思います。

では、リモートワーク歴5年の私が考える、自宅で仕事をするための3つのコツをお伝えします。

毎日繰り返すことを習慣化する

家で仕事をすると、どうしてもやる気のない日や、波に乗れない日というのがあります。気合いが入っていたり、やることが山積みで追われている時はいいのですが、いくら綿密に計画を立てても、毎日計画通りというわけには行きません。
もちろん、会社勤めでも同じように乗り気になれない日もあるでしょう。

しかし、会社に行けば、出社さえすれば、周りにうまく流されたり、とりあえずこなすことができやすいのですが、リモートワークはそうは行きません。立て直すことができるのは自分だけです。

「立て直す」というのは、どちらかというと対処法ですよね。
「崩れてから立て直す」よりも、「崩れないようにする」のが賢いやり方かと思います。
では、毎日「崩れないようにする」のは、どうすればいいのでしょうか?

答えは一つ。
習慣化しかありません。

「日常の行動の40%は判断を伴わない習慣」と言われています。
とりあえず、朝起きてから仕事を始めるまでのステップを、完全に習慣化してしまうのがポイント。
特に、在宅で仕事をしている主婦は、ぜひ習慣化をお勧めします。

例えば、私の場合、
朝起きたらトイレへ行く→コップ1杯の水を飲む→お風呂に入る→化粧水パックする→家中の窓を開ける→旦那を起こす→洗濯物をセットする→前日の洗い物を食器棚に片付ける→スムージーをつくる→・・・などという感じで、分単位でやることを決めてます。作業の目安時間も決めてるし、バージョンもいろいろあります。例えば、「ゴミ出しの日」とか、「旦那が出張の日」などは少しやることや順番が違います。
細かく決めれば決めるほど、習慣化しやすいです。
実行しながら、修正していきます。順番かえたり、1つ1つの行動にかける時間を見直します。文字通り試行錯誤しながら、習慣化していきます。
決めてしまえば、実行するだけ。繰り返すほど、自動化できます。

特に、家事と仕事がまじってしまいがちな主婦は、家事のような毎日やるべきルーティンを機械的にできるように習慣化すれば、仕事に取り組みやすいです。

仕事スイッチを入れる

1日の行動を習慣化することでリズムがつけば、あとは、カチッと仕事モードに入れる儀式をすることです。
女性であれば、化粧などは良いスイッチになると思います。
私の場合、コンタクトとピアスをつけると、少しスイッチ入ります。
化粧したら、完全にスイッチオン!
男性なら洋服を着替えるなど、が良いと聞きました。
ネクタイを締めるといった行為は、ある意味、理にかなってるのかもしれません。仕事モードになりやすいですよね。
この儀式を在宅ワークの時にも行うことをオススメします。
面倒なようですが、このスイッチを押すことで、仕事がはかどるようになります。

空間、時間、の決め事をつくる

今回のコロナによる自粛で、もともとリモートワーカーだった私は、ほとんど変化のない生活だったのですが、旦那さんもリモートワークを行うようになったことで、不都合なことがいくつか出てきました。

まずは、声問題。
リモートワークといっても、2人とも、黙々とPCで作業をするという仕事ではなかったので、家庭内で声の渋滞が起こりました。
もともと出張の多い旦那さんの仕事に合わせて、交通の便が良い都心に住んでます。家の広さよりも、駅近であることと空港や新幹線の駅へのアクセスの良さを優先していました。
これにより、狭い家の中で、2人がそれぞれオンライン会議や電話をすることで声がぶつかり合うのです。

そして、声と同様に、プライベートな空間と仕事の空間が一緒になることによって、ご飯を食べたりリラックスする空間と仕事の空間が混じります。

旦那さんは、オンライン会議が少なくとも5本くらいあり、合間を縫って電話がかかってきます。オンライン会議に出ながら電話しながらメール打ってることもあり、客観的に見ると笑ってしまうくらい忙しい。その横で、私もオンライン会議したり、お客様と話したりします。この状況が家の中で繰り広げられるので、かなりストレスフルになりました。

期間限定といえど、家庭内の空間と時間の調整をきっちりやる必要があります。ご飯の時間を決め、その時間はお互い仕事をしない、とか、リラックスするときはベランダへ行くとか、重要な○○の会議はグリーンバックになる窓の前で行う、とか。
陣取り合戦にならないよう、空間と時間のすり合わせを家族内で行うことは、仕事をスムーズに進めるために必要でした。

以上、長くなりましたが、これからもリモートワークを続ける方は、上記の3点をご参考ください!

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日本一美味しいと思うカツサンドを食べさせてくれるホテル【ハイアットセントリック銀座】 https://tomoko3.com/archives/1971 Thu, 14 Nov 2019 11:36:29 +0000 https://tomoko3.com/?p=1971 ここのカツサンド美味しいよ〜と聞いていた「ハイアットセントリック銀座」。
美味しいカツサンドって何となく想像がついてしまい、そこまでじゃないのでは?と甘くみてた。
が!そんな自分を猛省するくらい美味しかったので投稿しよう。

今っぽさいっぱいのお洒落なホテル、ハイアットセントリック銀座

ホテルでゆったりランチしたいけど、豪華なコースやアフタヌーンティーを食べたいわけじゃない。そんな時ないですか?
カツサンドを食べに行った時は、まさにそういう気分だった。
一緒に行った友人にお店を伝えたら、「銀座にそんなホテルある?」と返事がきたので、多分、あまり知られていないホテルなのだろう。それもそのはず、2018年1月に開業した比較的新しいホテル。

最高級ライフスタイル・ホテルブランド「ハイアット セントリック」のアジア1号店で、全てがアーティスティックでスタイリッシュ。ライフスタイルホテルがどういうものなのかよくわからないけど(笑)、洗練されたニューヨーク風で、個人的に好きな雰囲気。ゆったりできて開放感もある。1Fからすぐにエレベータで上がるため、あまり人が入ってこないのか、いつも割とすぐに着席できる。銀座ショッピングの合間に入るには穴場なので、内緒にしておきたい気持ちもあるが、ここのカツサンドは内緒にしておけない美味しさだった。

ありえない柔らかさの肉、ソースの味に甘えない上品な味付け

エレベーターを上がったホテルの3Fにある「NAMIKI667 Bar & Lounge」。
ここで、お目当のポークカツサンドが食べられる。
魅力的なアフタヌーンティーなどもあったけれど、ここはまっしぐらにカツサンドをチョイス。ポテトかサラダをサイドディッシュとして選択できる。

ピンク色の肉の断面が美しいカツサンドがやってきた。
カツサンドの割にはお上品な容姿。食べてみると、まず驚くのは非常識なほどの肉の柔らかさ!思わず「何これ!」と言ってしまった。
おそらく低温調理がなされていて、極限まで肉の旨味が引き出されている。臭みなどは全くなく、とろけるような食感。
う、うまい!!!

そして、カツサンドにありがちな、「どや、うまいやろー」と言わんばかりの存在感大の濃いソース味でまとめていないところが良い!好感度大だ。
お決まりのソース味とは異なる控えめな味付け、そのため肉の甘みをしっかりと味わえる。崩れそうな肉の柔らかさと旨味を最大限に引き出す引き算の味付。絶妙なバランス。
まさに、これは日本一のポークカツサンドではないだろうか。

ルームサービスでも食べられるポークカツサンド

素敵なリラックスできるホテルで滞在し、美味しいルームサービスを注文するのは旅の醍醐味だと思う。
しかし、有名高級ホテルでもルームサービスがいまいちなところは少なくない。

ここ、ハイアットセントリック銀座では、ルームサービスで、この美味しいポークカツサンドをオーダーできるらしい。しかも2200円。ルームサービスにしてはお手頃じゃないだろうか。

一度、このスタイリッシュな空間に宿泊し、ルームサービスでポークカツサンドを食べてみたい。

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軽井沢を訪れる楽しみの一つ、「ツルヤスーパー」でのお買物 https://tomoko3.com/archives/1952 Wed, 13 Nov 2019 09:11:33 +0000 https://tomoko3.com/?p=1952 先日、数年ぶりに軽井沢を訪れた。
今回は軽井沢へ行く楽しみの一つである「ツルヤスーパー」についてまとめてみよう!

入店すると圧倒される、山積みされた新鮮な野菜と果物

「ツルヤスーパー」は、長野県の地域密着型のスーパーで、県内に73店舗を展開している。地元の方々が毎日利用する生活のためのスーパーだが、軽井沢店は観光客が多いためか、品揃えはお土産となりそうなものが多い。

長野といえば、みずみずしいキャベツとか、甘そうなりんごとか、新鮮な野菜と果物の宝庫のイメージがある。
店内に入るとそのイメージをそのままさらに膨らませてくれるような、数多くの野菜と果物が目に飛び込んでくる。
この日は、ピカピカでプリプリのシャインマスカットが山積みされていて、迷わずカゴに入れた。こんなに活きのいいシャインマスカットを近所で買おうと思えば3000円はくだらないと思うが、何と税込で1000円ちょっと!
生鮮食品ははどれも規格外の大きさの商品が多く、自然の力をいっぱいにうけて元気に育っているのがわかる。商品に新鮮なエネルギーが溢れていて、あれこれ買いたくなる。

そして、種類が多く、お値段も安い。キノコだけでも5メートルくらい陳列されていた。
切るのがもったいないと思うほど肉厚すぎる椎茸、普通の椎茸と間違えるような大きさのナメコやしめじ。
見たことがない種類のキノコもある。ホタテキノコって何?よく見ると、エノキの下の部分を平たくカットしてあるようだ。エノキとは別で売られているということは、何らかのニーズがあるのか?しかもお値段40円。
こんな感じで、商品を一つ一つ物色するのは驚きと発見があって面白い。

こーゆーの欲しかった!と全部欲しくなるオリジナル商品と豊富な品揃え

最初の野菜ゾーンで軽い満足感を覚えて次のゾーンへ行くと、オリジナル商品がドドーンと目に入ってくる。まずはツルヤオリジナルのワイン。1000円程度で手頃だし、とりあえず我が家へのお土産で買ってしまった。
オリジナル商品を取り囲むように様々なメーカーの商品も並んでいる。その種類も半端じゃなく豊富だ。例えば、あの有名な「獺祭」も、写真のとおり。獺祭だけでこの品揃えを誇るスーパーって都心でもなかなか無いんじゃないだろうか。

そして、ジャム類、お茶、お菓子など、オリジナル商品が続く。これらの商品コーナーにたどり着くまでに、さんざんフレッシュな生鮮食品を見ているので、どのオリジナル商品もとても新鮮で良い商品に見えてしまう。ラベルなど外観もナチュラルだし、もちろん良い商品なのだと思うが、それ以上に良い意味での先入観が植え付けられていて、「ツルヤさんのオリジナルなら間違いない!」となぜか商品の品質に強い信頼を感じて買い込んでしまう。

お気に入りは、無塩の素焼きミックスナッツ。どこでも売ってるけど、ツルヤさんのは素朴な美味しさで、ナッツが新鮮に感じる(これも先入観?!)。国内産ではないが、加工は長野で行われている。それと、味噌味のクルミとゴマ味の煮干のミックスもはずせない。おつまみやおやつが食べたい時に、ナチュラルな商品で美味しいものがあるのは嬉しい。

オリジナル商品だけではなく、様々な長野らしいものが品揃え豊富なのも、買い物が楽しくなる理由だ。例えば、チーズの品揃えやソーセージはなかなかのもの。しかも割とお手頃価格だし、ワインをカゴに入れた後は、こういう信州らしいおつまみも購入してしまう。以前はソーセージは専門店でお土産に買っていたが、全てツルヤさんで揃うので便利なため、ほぼ全てのお土産をツルヤさんでまとめ買いする。

地域密着型スーパーで圧巻のレジ15台

軽井沢店は観光客利用が多く特殊だと思うが、巨大な店舗にいつも人がいっぱいで、レジは15台もありフル稼働している。イオンなどではなく、地域密着型スーパーでレジ15台はなかなか珍しい光景だと思う。
もちろん、全てが使われており、どのレジにも数人が並ぶ盛況ぶりだ。

そんなわけで、軽井沢を訪問する時は、ツルヤスーパーで新鮮なものやいろんなものをあれこれ買いたくなるので、クーラーボックスを持参する。レジでお願いすると保冷剤を必要なだけ貰えるので安心ですよ。ちなみに店員さんは保冷剤のことを「板ごおり」と呼ぶ。この呼び名も何となく可愛くって素朴で好き(笑)。

ご興味ある方は是非クーラーボックスを持参の上、訪れてみてください!

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経営者だけでなく全ての人に役に立つ『インパクトカンパニー』 https://tomoko3.com/archives/1940 Mon, 28 Jan 2019 13:50:28 +0000 https://tomoko3.com/?p=1940 神田昌典氏の本は、95%は読破しているだろう。
文章のタッチも好きだし、世の中や未来を見抜く力には驚かされる。
どの本も素晴らしいが、私が最も刺激を受けたのは『2022―これから10年、活躍できる人の条件』だ。
もう7年前に発刊された書籍なので、今読めば真新しさはない(当時の未来は現在の過去なので)と感じるかもしれないが、当初はとても先見ある内容で完全にハマった。
毎年数冊出版されているが、『インパクトカンパニー』は『2022』以来、今、世の中で起こっていることの背景を、様々な視点からまとめられている本だと思う。

今の世の中、何が起こっているかを解説してくれる

『2022』にも書かれているが、神田さんは70年周期説をよく話題にする。
時代というのは70年で大きく変わり、その変わり目には価値観が逆転し、時代の新しいリーダーが現れて活躍、その後の時流をつくるとか。
今は、この「時代の変わり目」にあたり、2017年ごろからリーダーと呼べる人達が出現してきた、という話から始まる。

約70年前は終戦直後。
言わずもがな、終戦を境に一気に時代はひっくり返った。
英雄が1日にして戦犯となり、人々は物質を求めて、汗水垂らして努力した。
当時のリーダーは、日本を代表するメーカーを創った松下幸之助であり、本田宗一郎や井深大。ふむふむ、その通りだ。
神田さんのこのような考察にはうなづくところばかり。

そして、今は70年前と同じような大変革の時である。
丁寧にこれからのリーダーやこれからの時代感について、述べられている。

現状、世の中が混沌とし、価値観が変わりつつあることは、多くの知見者も述べていることであり、そのように感じている人も多いだろう。
こういう時代だからこそ、世界で何が起こっていて、これからどんな世の中になるのか、経営者でなくとも、きちんと知っておきたい。

インパクトカンパニーとは

本の題名にもなっている「インパクトカンパニー」とは企業としての業績をしっかりと出しながら、社会的な問題を解決するような会社だという。
これからの時代に求められるのは、ただ単に業績だけを追い求めていてはダメで、世の中の命題に立ち向かって活動し、社会的なインパクトを与えられるような会社というわけ。
それは、個人でも同じなのだろうなと、読みながら思った。

ブロックチェーンの可能性にワクワクし、怖くなった

インパクトカンパニーの武器としてブロックチェーンが紹介されている。
ブロックチェーン自体の説明もあるが、ICOを含め、すでにあるサービスや活用事例に驚いた。
詳細は本書を読んでいただきたいが、ぶっ飛ぶ内容で、確かにブロックチェーンによって世の中はひっくり返ると思った。
確かに、これまでの常識が通用しない世の中がくる。
ブロックチェーンと言えば、どうしても金融革命的な領域から脱しない気がしていたが、そんなレベルの話ではない。
国家とか価値観とか、全てがガラッと変わるだろう。
頭の中でよぎったのは、粘土の地球を潰して、こねまくって、またつくりなおすくらいのイメージ。笑

このあたりの話は、知っている人と知らない人の格差が激しくなると思う。
知っていてもオロオロするだけかも知れないが、未来への羅針盤はあるに越したことはない。
世の中に遅れないように、できるだけキャッチアップしておきたいところだ。

ブロッックチェーンの可能性を想像するとワクワクが止まらない。
それと同時に想定外のすごいひっくり返しが起こるのではないか、これまでの価値観が逆転し、自分が今後も世の中に通用する人間としていられるのだろうか、など、得体の知れない恐怖にも駆られる。

内容は知っていることもいくつかあったけれど、やはり、神田さんの考察を通した上で読み解くと、たくさんの気づきを得られた。

新成長事業とは?顧客を創造するには?

後半は神田さんの真骨頂。
具体的な事例をたっぷり出しながら、マーケティング的な観点と経営者的な観点で、これからどういう会社が必要となってくるのかがまとめられている。
経営者向きと判断して、読み飛ばしてしまってはもったいない。

個人の生き様も会社と同じだと思う。特に副業が盛んになるこれからは、一人一人が自分という商品価値の経営者になったつもりでいないといけないのでは、と思うからだ。

デジタルマーケティング、マーケティング・コピーライター、LP、の現状と事例、どこを読んでも本質をついていて面白いなぁ。

会社にとっても個人にとっても、これからの生き方のヒントを探しながら読むことをおすすめする良書だ。

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流行りのピェンロー鍋が異次元の美味しさだった https://tomoko3.com/archives/1933 Wed, 23 Jan 2019 10:30:46 +0000 https://tomoko3.com/?p=1933 冬は栄養バランスがとりやすく体があたたまる鍋料理をよく作る。
新年が明け、おせち料理に飽きた頃、なんとなく体にも良さそうなので、ピェンロー鍋に挑戦してみることに。

鍋料理は無限にあるが、定番になるレシピは意外に少ない

うちの鍋料理の定番はキムチ鍋と鳥つくね中華鍋。
二軍は和風の寄せ鍋や水炊き、たまにすき焼きというレパートリー。
調味料で様々な変化をつけ具材を工夫すれば、いろんな出汁が出て美味しいけど、結局似たり寄ったりの味になる気がする。
たくさん色を入れて混ぜすぎた絵の具みたいなものだ。
新しくレパートリーに加わるような美味しい鍋にはなかなか出会わない。

1度つくっただけで”うちの定番”となったピェンロー鍋とは?

それが、新年早々、これは!と予想外の美味しい鍋を開拓してしまった。
寄せ鍋が「混ぜたらしまい」的な旨味の相乗効果であるならば、それとは真逆の「具材の1つ1つが前面に出てくる」洗練されたピェンロー鍋。
鳥モモ肉と豚バラのダブル使いに白菜と干し椎茸と春雨。
干し椎茸の戻し汁と胡麻油が味の決め手で、食べる時に各自塩と一味で調味する。
いつもの鍋が足し算の旨さなら、ピェンロー鍋は引き算の美味しさというわけ。
選ばれし素材が各々のポテンシャルを実力以上に発揮していて、夢中で食べた。

つくる時の注意とレシピ

ピェンロー鍋を検索すると、鍋の解説やたくさんのレシピが出てくる。
妹尾河童さんに紹介されたことで市民権を得たようだが、色味というか画像が地味なので、他の鍋とそんなに変わらないだろうと思ってしまう。
そして、気になったのは、「まずいレシピでつくってない?」という記事。
どうやら、レシピによっては美味しく作れないようで、しかもレシピに忠実につくるようにという趣旨の書き込みがあった。

実際につくる際、「余り物の豆腐も入れようかな?」とか雑念が浮かんだのだが、ちょっとしたことで味が変わってしまっては勿体無いので、細心の注意をはらってレシピに忠実につくることにした。まずは本来のピェンロー鍋の味を確かめないといけない。
ちなみに私はこちらのサイトを参考にした。

サイトがなくなると悲しいので、以下につくりかたをまとめておこう。

=====
材料(5人分)
白菜…1株
干し椎茸…50g
鶏もも肉…500g
春雨…1袋
胡麻油…適宜

つけダレ
塩、一味唐辛子…各適宜

①大きめの鍋に水を入れ、干し椎茸を一晩つけて、だしをとる。
②汁を絞りながら干し椎茸を取り出し、食べやすい大きさに切る。水を足した鍋を強火にかけ、椎茸を投入。
③白菜を縦半分に切り、5cm程度の幅でザク切りにして、白菜の下半分の堅いところから先に鍋に入れておく。
④豚バラ肉を6〜7cm幅に、鶏もも肉は一口大に切る。
⑤鍋が沸騰してきたら、肉ほぐしながら入れ、胡麻油を1周半、”の”の時にかけ回す。
⑥残りの白菜を山盛りに入れ、ギューっと押さえるようにして蓋をする。(汁が足りなければ湯を足すが、白菜から水分が出るので、ひたひたである必要はない。)
⑦蓋をしたまま、弱火で白菜がくたくたに柔らかくなるまで待つ。その間、大体40分。最後に戻しておいた春雨を入れ、ひと煮立ちしたら出来上がり。
⑧食べる直前に、もう一度胡麻油をタラリ。胡麻油以外の味つけをしないのが元祖・ピェンローのつくり方。

【食べ方のルール】

①各自が自分の腕の中に、少し多めの塩と、好みで一味唐辛子を入れる。
②鍋の汁をすくい入れて塩を溶く。
③汁に鍋の具を入れて食べる。

=====

結果、はなまるの美味しさだったので、ピェンロー鍋に挑戦する場合は、自分が信頼できそうなサイトのレシピに沿ってつくろう。
注意することは、新鮮でちゃんとした素材を用意し、必要な材料は減らしたり増やしたりせず分量を守り、勝手にアレンジしないこと。
鍋料理はアバウトでゆるいものなので、目分量とか、余ってるものを投入とか、豚バラが基本だけどコマ切れで代用しよ、とかそういう勝手なアレンジをしがちだけど、一切排除しよう。
1回目は守破離の守を肝に命じ、つくることをオススメする。

一味の底力を感じることができる鍋

食べると七味でなく一味で味を調味することにも納得した。
7つもの要素だと味が複雑になって多すぎると思った。ダイレクトに1つの辛味が刺激する方が合う。
飽きるかと思いきや、このすっきりした味の深みにハマり、いくらでも食べられるように感じた。
次回以降は、塩の種類を増やしたり、一味もいろんな銘柄を集めて楽しもうかなと思う。
なかなか増えない我が家の鍋レシピに、他の鍋とは一線を画す新定番が加わった。
小さな幸せだけど、簡単で美味しいレシピに出会うことはなんとも嬉しい。

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日本一美味しいと思うピザを食べさせてくれる店【SAVOY】 https://tomoko3.com/archives/1919 Thu, 13 Dec 2018 02:00:51 +0000 https://tomoko3.com/?p=1919 10年くらい前に友人に連れて行ってもらったピザのお店「SAVOY」。
久しぶりに訪れたが、相変わらず激ウマだったので投稿しよう。

薪で焼くピザを待ちわびる時間

ピザに対して特別な思い入れがあるわけでもなく、ピザ専門店を食べ歩いているわけでもないが、おそらく「SAVOY」は日本一美味しいピザを食べさせる店なのでないかと思う。
そう思ってしまう理由を3つの観点から詳しく説明しよう。

まず、1つ目は、店構えとお店のシステムにある。
お店は六本木ヒルズにほど近い麻布十番にある。こじんまりとしたお店で、大きなピザ窯とカウンターしかない。いや、テーブル席もあるにはあるが、おそろしく狭い。
入った瞬間、「ピザに命かけてるな」と思うような店内構成となっている。

カウンターの前では、ピザ職人の方がピザの生地を伸ばし、具をのせて窯で焼いてくれる。その様子を見るのはなかなか楽しい。

ピザ生地はすでに発酵を終えた状態で、木箱の中にまあるく成型されて保管されている。
そのまあるい生地に必要に応じて霧吹きで水分をかけ、たっぷりの小麦粉の中でグイグイと大きな円形に広げられていく。
映像でよく見る、生地を空中に投げてぐるぐる回して広げるのではなく、大理石の台の上でこねこね広げていくのだ。

広がった生地の上に、トマトソースをたっぷりと乗せ、チーズを乗せ、生のバジルを数枚ちぎって置く。オリーブオイルをたっぷりと回しかけ、塩胡椒をぱらっとしたら、木製のピールにピザ生地を乗せる。
ピザ窯にピザを投入したら、2−3分くらいでマルゲリータが焼きあがる。

この一連の様子をカウンター越しに見守り、自分の食べるピザが焼ける瞬間を間近で見ることになる。
ピザ窯は薪の炎で温められていて、たまに温度を見て薪をくべたりする。
円形のピザがまんべんなく焼けるように適度にくるくる場所を変える。
この待ちわびる時間とピザが完成する瞬間の喜びが、ピザへの思いを最高潮にし、味覚もさることながら、精神的に「美味しい!」となるのだ。

いさぎよいメニューに込められた勝負魂

2つ目の理由はメニュー構成にある。
ピザはたった2種類、あとは酒のつまみ程度のアラカルトメニューが数種類あるだけ。
ほぼピザ専門店と言ってよいお店なのだが、ピザの種類もマルゲリータとマリナーラの2つしかないのだ。

ピザの専門店でよくあるのは、メニューにピザしかないけれど、ピザの種類はものすごい数があるというお店。生地が選べたり、ソースが選べたり、トッピングが選べたり。
そういう「お好みの自分だけのピザが食べられますよ」的なお店とはコンセプトから全く違う。
もう一度言うが「SAVOY」のメニューはピザの王様とも言えるマルゲリータとマリナーラしかない。シンプルなピザの美味しさを追求し、それだけで勝負するしかない。

麻布十番という激戦区において、ピザ専門店という立ち位置ながら、2種類の基本的なピザしか出さない潔さ。他の店と同等の美味しさなら、きっと店は続かないだろう。圧倒的に美味しいからこそ、このピザだけを食べに客がくるのだ。

シンプルな材料で表現する本来のピザの味

3つ目の理由は、生地と具材1つ1つの美味しさ。
例えば、いろんな具材が乗ったピザなら1つくらい手を抜いた具材が入っていても、気づかないかもしれない。
しかし、マルゲリータなら、生地(小麦粉)、トマトソース、チーズ、バジル、オリーブオイルだけ。これだけで、圧倒的な美味しさを表現しなければならない。
シンプルであるがゆえに、具材すべてに手を抜けないし、つくる工程の細部にまでこだわることになるのだろう。

日本食で考えると、玉子かけご飯のようなものかもしれない。
こだわりの米、こだわりの玉子、こだわりの醤油。これらをどの順番で混ぜるか、ご飯の炊き方はどうするか、玉子は生みたてにするとか。
こういった細部の工夫がマルゲリータの中に表現されているのではないかと思う。

「SAVOY」はマルゲリータとマリナーラを食べるためだけの時間を過ごす店なのだ。
ピザが焼ける工程を楽しみ、ひたすら美味しいピザを食べる。いろんな具材や料理を食べるのではなく、厳選された素材を生かした基本のピザ、本来のピザの美味しさを楽しむお店。

いわばラーメン屋的なピザ屋なのかもしれない。
それだけで勝負していて、お客もそれを食べるだけにお店を訪れる。

マルゲリータ1枚に凝縮した美味しさは、日本一じゃないかと思う。

おまけ。
アラカルトで注文したトリッパもおいしかった!

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ハワイ3日目の過ごし方 つづき 2018年10月〜11月 ハワイ旅行記(オアフ島)【11】 https://tomoko3.com/archives/1909 Wed, 12 Dec 2018 02:00:37 +0000 https://tomoko3.com/?p=1909 早朝から神様にお参りし、気分も新たに北へ向かう。
狙うはハワイらしいプレートランチ。朝から何も食べていないので、ブランチに2種類プレートランチを食べようと計画していた。

ハワイはプレートランチの宝庫

ハワイの食としてプレートランチは有名だ。蓋のついた入れ物にご飯とおかずを盛り付けてくれて持ち帰って食べるもので、日本のお弁当のようなもの。店先やキッチンカーでよく売っている。

様々な種類のプレートランチがあり、有名なお店もたくさんある。2日目に食べた「ステーキシャック」のステーキが入ったプレートランチもその1つである。

オアフ島の北の方には海老の養殖場があり、その近くにガーリックシュリンプのお店が数件ある。中でも「ジョバンニ」というキッチンカー のプレートランチが有名。
これまでガーリックシュリンプは何度となく食べてきたが、「ジョバンニ」ではまだ食べたことがなかったので、こちらを目指すことにした。

週末のみ食べられるフリフリチキン

1つ前の投稿で書いたけれど、オアフ島はそんなに大きいわけではないので、あっという間に北に着いてしまった。「ジョバンニ」のオープン時間10:30までまだまだ時間がある。朝から動いていたのでお腹も空いているし、今回はガーリックシュリンプを諦めて、もう一つのプレートランチを食べに行くことにした。

次の狙いはフリフリチキン。鶏肉を丸ごとふりふりと回しながら直火で焼くハワイ料理。見た目のインパクトもあり、味も絶品との噂。
北部のハレイワという街の名物料理で、週末(土日)限定で販売している。
ハワイに来るたびに食べたいと思いつつも、これまで土日に訪れる機会がなかった。
今回は日曜日、満を持して訪問しようではないか。
フリフリチキンが食べられるお店は、Ray’s Kiwi Broiled Chicken(レイズ)。
土日は9:00からオープンしているので、到着したらすぐに食べられる!

ノースショアあたりのドライブ

「ジョバンニ」のあるカフクから「レイズ」のあるハレイワまで北の海岸線沿いに車を走らせる。
海を横に見ながら気持ちの良いドライブコースだ。この辺りはだいぶ田舎なので、ノスタルジックな雰囲気いっぱいで、美しく整備されたゴルフコースがあったり、緑豊かな自然も楽しめるし、ハワイらしい風に吹かれてゆったりした気分になる。

西側の海岸線に入ると、サーファー達が集まるビーチが続々と登場する。その名も美しいサンセットビーチでは、ちょうどサーフィンの大会が行われてて、たくさんの人でごった返していた。こんな風にノースショアあたりは世界中のサーファーが憧れるサーフィンのメッカなのだ。

余談だが、大好きなドライブコースがある。
今回は東から北、そして西に抜けるように走ったが、南からノースショアあたりへ北上する道を一度走って欲しい。
パイナップル畑を抜けて、一気に視界が開けて下り坂の向こうに海が見える。この道の景色と雰囲気、爽快感はなんとも言えない。
素敵な道はたくさんあるけれど、オアフ島でレンタカーを借りたらぜひ訪れて欲しいと思う。

柔らかい肉、シンプルな味付け

さて、フリフリチキン。
到着した時は、すでに鶏肉がふりふりと回っており、香ばしい匂いをあたり一面に放っていた。お腹をすかせている私たちは早足で向かう。
ちなみにフリフリというのはハワイ語で「回る回る」ということらしい。

お店はテイクアウトのみ。
メニューは鳥丸ごと1羽か1/2羽か、ご飯付きのプレートランチか。鳥をたくさん食べたかったので丸ごと1羽を選んだ。

見た目もワイルドな鶏肉は、ジューシーそのもの。じっくりとふりふりして焼いた肉は柔らかくふっくらしていて、鳥の旨味が凝縮されている。味付けはシンプルで主張しすぎず控えめなので、鳥本来の味を楽しめる。二人であっという間に完食した。

食べ終えた夫が一言、「もう少し、皮をカリッと焼いて欲しい」と。
骨つきの鶏肉が少し苦手な夫、それでも夢中になって食べていた。
私は美味しさにすっかり大満足だったが、苦手な人にとってはワイルド過ぎる食べ物なのかもしれない。
より美味しさを求め、皮の香ばしさに改善の余地ありということなのだろう。
食の道は深い。

土日にハレイワに来るチャンスがあれば、鳥が苦手な人以外には、ぜひ1度食べていただきたい。
今回は、2人で1羽を食べたが、お腹が空いていたということもあり、まだまだ食べれそうだった。
鳥1羽でも、そこまで量があるわけではない。
おかわりも考えたのだが、味に飽きそうなので結局やめた。鳥の丸焼きはこのくらいにして、他のところで別のものをつまんでもいい。
ハレイワタウンには、有名なシェイブアイス(かき氷)など、スイーツ店も多いし、食べ歩くのも楽しいと思う。

ひとまずお腹も落ち着いたので、このあとはハレイワの街を散策するとしよう。
続きはまた!

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1909
ハワイ3日目の過ごし方 2018年10月〜11月 ハワイ旅行記(オアフ島)【10】 https://tomoko3.com/archives/1895 Tue, 11 Dec 2018 04:49:48 +0000 https://tomoko3.com/?p=1895 いよいよハワイ3日目。
このシリーズも10に突入した。このペースだと、軽く20は超えそうだ。

1日目はハワイに到着、2日目はホテルのビーチとプールでのんびりする至福デーを過ごした。明日から両親が合流するので、身軽な2人旅の間にいろいろと動いておきたい。3日目は、アクティブに過ごすことにしよう。

レンタカーで1日遠出しよう

オアフ島は程よい大きさの島で、1日レンタカーを借りれば、ぐるりと軽く一周することができる。車で移動すると、ワイキキ滞在だけでは堪能できない、様々なハワイを見ることができる。
ビーチもたくさんあるし、街の様子も様々、ローカルフードを求めて車を走らせてもいい。ハワイに住む人たちの普段の生活に、より一層触れることができる。

私たちは、いつもレンタカーを日本から予約しておく。旅先で思いつきで借りることもできるが、「運転は慎重に」ということで、常に計画的に進めるようにしている。
また、お店の対応スタッフが英語オンリーの場合も多い。細かい保険などのやりとりをできるだけスムーズに進めるためにも、日本からネット予約しておくと安心だ。
日本語スタッフもいるにはいるが、人数が少ないので、場合によってはかなり待たされることもある。

もう一つ注意すべきことは、ハワイの街中は駐車場がとても高いということ。ホテルに停めると一晩3000円くらいするし、とても混雑している。そのため、連日で借りる予定であっても、毎回1日ずつ車を借りるようにしている。また、連日で借りても、各日で借りなおしても、レンタカー代は全く同じ。

いつも借りるのはダラーレンタカー。滞在ホテル(大体ワイキキのビーチ近く)から近いという立地が便利だからだ。
24時間でいくらという設定なのだが、営業所の営業時間外は借りたり返却したりできない。
結局、いつも借りる営業所の営業時間7:00-20:00の間の時間で、めいいっぱい借りることになる。
朝7:00の開店時はレンタカーを借りにくるお客さんで並ぶので、少し早目に行くか、開店時からずらして行くことをおすすめする。

早朝に訪れるスポットを決めておこう

レンタカーを借りて、スムーズに事がすすめば、7時過ぎには車で出発できる。
オアフ島はそんなに大きくないので、1-2時間もあれば、だいたい島内のどこへでも行ける。
そう考えると、どこを目的地にしても8時過ぎくらいには着いてしまう。
目的地がお店などであれば、開店時間まで暇を持て余してしまうことになる。

そのため、朝早くに訪れることが可能なスポットを事前にピックアップしておくことをおすすめする。
ハワイには早朝から朝食を食べさせてくれるお店がたくさんあるし、ビーチや公園へ行ってぶらっとするなら何時でもOKだ。その日の目的地までの道程に寄り道スポットを見つけておくと、無駄なくドライブを楽しめる。

ハワイの神社を詣でる

私たちは、この日、まずは布哇大神宮(ハワイ大神宮)を詣でることにした。
神社なら朝早くに行っても大丈夫だろう。
オアフ島には、伊勢神宮の分社であるハワイ大神宮ほか、ハワイ出雲大社やハワイ金刀比羅神社・ハワイ大宰府天満宮、ハワイ石鎚神社などがある。
日本人としては神社はやはり気になるところ。というわけで、日本からご朱印帳を持参して行ってみることにした。

調べてみるとハワイ大神宮のオープン時間は午前8時〜午後5時。ゆったりのんびりと車を走らせて行ってみる。
小雨がパラつく中、到着。ネットの写真で見たように、鳥居のない不思議な神社。
私たちが訪れた時はちょうど改修工事中で、朝早くから現場のおじさまやにいちゃんが数人集まっていた。
手水が普通の水道で、横にペーパータオルがおいてある。狛犬もなんだか異国の香りが漂っている。
ハワイの人々のフィルターを通すと、日本の文化伝統はこう解釈されるのだ。

ハリケーンの影響で本殿の屋根を修理しているそうで、神様は臨時の小屋の中にいらっしゃった。
おそらく神主さんのものであろう車が停まっていたが、お参りしている間も出てくる気配はなく、参拝しておみくじを引いただけで神社を後にした。おみくじはなんと25セント(30円くらい)だった。
種類の多いカラフルなお守りが有名なようなので、次回はお土産に買いたい。
営業真っ盛りな時間に訪れて、御朱印もいただきたいものだ。

次は北の方へ向かう。ブランチにプレーとランチを食べるためだ。続きは次の投稿に書こう。

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