水光栽培はクールである

都内のマンションの小さなリビングでレタスを育て始めて約一年。

今も、播種して発芽したばかりの苗が、リビングの片隅でひっそり育っています。

突如、流行り病で世界が一変した2020年、なぜか水耕栽培に興味を持ちました。

当時、軽い空家問題に直面していて、「空家×水耕栽培」って両方の問題点を打ち消しあってイケるかも、とぼんやり思いました。

とはいえ、なにもわからない世界。

それが、リビングで水光栽培をスタートしたことで、一気に室内栽培の見識が広がったのです。

人工的なイメージは払拭され、自然の理を学び再現するおもしろさ、ほぼ水と光だけでピカピカのレタスが育つ神秘。その間、なんとたった30日。街のど真ん中で、家の中で無農薬の野菜が育つ。

水を大量に消費するイメージがありますが、実は露地栽培よりも断然エコです。

「畑は地球の火傷」、人口爆発する世界で、食糧生産するために木を伐採して畑をつくるという行為を避けられる水光栽培は環境にやさしい。

知れば知るほど、もっと水光栽培が広がった方がいいという結論に至ってます。

現実的なビジネスプランもあれこれ考えました。たぶん98%の人は興味を示さない話です。全く稼げそうにないですからw

絶対的な答えはありませんが、過去の延長ではなく、新しい価値観を創造するという観点においていろんな業界で未来の可能性を感じています。

自分の家で野菜を育てる体験をする。生命の神秘、自然の理を学ぶ。

素人の私でも4回目には173gの立派なレタスができたんですよ、ほんと感動でしかない。自然の理にそった、再現性高い方法だからです。

ビジネス目線でも展開していきたい。

水光栽培に取り組む仲間を増やしたい。

合言葉は「万人播種」。生まれたからには種を蒔こう。

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士