魔法のスプーン

魔法のスプーンが誕生した!

夏の終わりに魔法のスプーンをつくった。つくったといってもメーカーのように1から製作したわけではなく、既存のスプーンを使ってプロデュースした。とある加工を施して、ただ美味しいというだけではなく、これまでに感じたことのない感覚をもたらすスプーンとなり、魔法のスプーンと名付けた。スプーンというと、食品をすくうスプーンを思い浮かべるが、用途はそれにとどまらず汎用性が高く、単なるスプーンという枠組みを遥かに超えた逸品となった。公に開示するのはこのブログ記事が初めてとなるのだが、すでに周囲の方に使っていただいていて、かなりの好評を得ている。

なぜ「魔法」なのか?

スプーンといっても、いろいろなものがある。素材、大きさ、重さ、形、色、などなど千差万別である。スプーンを選ぶ時、何を基準に選ぶか?正直、これまではデザインがいいかどうか(好きかどうか)や、お値段が手頃か、くらいしか考えていなかった。私よりも思慮深い方々は、もっと異なる観点も踏まえて選ばれていたかもしれない。しかし、口に入れた時に、驚くような風味や感覚を得るようなスプーンを今までに使われた方はいるだろうか?私が今回つくったスプーンはそういう異次元のスプーンに仕上がったのだ。食べ物が美味しくなる、とかそういうレベルのものではない。口に入れたものと自分が一体になる感覚を感じるような不思議な快感を覚え、消化が促される。五感が喜ぶのはもちろん、第六感というのかこれまで意識していなかった感覚が反応を示すようなスプーンなのだ。

なぜスプーンをつくろうと思ったのか?

ものづくりなんてしたことがない一個人がなぜいきなりスプーンをつくろうと思ったのか?それは、自分が欲しかったからに他ならない。自分の単なるこだわりだけでつくった。私には月1回の楽しみとして、車で2時間以上かけて必ず食べに行くかき氷屋がある。そこのかき氷は驚異的に美味しい、というか、完全にエネルギーレベルが違う食べ物だ。それは、何度も通ったり、つくっている主人と話をすれば「なるほど」と合点がいくことがいろいろあるのだが、かき氷屋さんの話は次回にゆっくり書くとして、スプーンの話に戻そう。とにかく、そのレベル違いな美味しいかき氷をさらにもっと美味しく食べるには?と考えてつくったスプーンなのだ。かき氷はほとんどが水なので、水の質によって美味しさが変わってくる。どこのどんな水を使っているかということから、どういうプロセスを経てどういう工程で水が凍って削られるのか。そこに集中してかき氷を食べると、恐ろしいほどにその氷(水)の状態がわかる。だから、他のかき氷屋では満足ができないし、季節や作り手の状態などいろいろな環境によってものすごく変化するのだ。基本的に水の状態は冬の方がよく(と感じる)、夏は食べすぎると後に胃もたれのような状態になることがある(私たちはいつも3人で4杯以上食べるからというのもある)。しかし、魔法のスプーンで食べると、水と自分が一体化し、口に入れた時の入りがスーッとなくなり、胃もたれなどは一切ない。なんなら、かき氷にスプーンを差し入れる時の感触から異なるから驚く。

魔法のスプーンを使ってみた結果

月1かき氷を一緒に食べに行く友人2人は、私なんて比べ物にならないほどかき氷に詳しく、いわゆる「ゴーラー」である。いろんなお店へ食べに行くのだが、必ず、このスプーンで食べてくれている。私がそのようにお願いしたのではなく、自主的に使ってくれているのだ。なぜなら、美味しさが全然違うから手放せない、という。もちろん、使い道はかき氷だけにとどまらない。私は何でもこれで食べるし、混ぜたりすくったりの料理にも使う。本当に他のスプーンだと物足りなくなってしまい、いつも持ち歩いている。カフェやご飯屋さんに入って、いつもチェックしてしまうのがお冷。たいていがあまり美味しくなく、飲みたいと思えない。そんなお冷もこのスプーンでかき混ぜるとマシになる。不思議な魔法がかかるのだ。まぁ、原理はあるのだけど、ここでは秘密にしておく。とにかく一本持ち歩くと便利に使える。他に使ってくれている友人はオーラルケアに良いという。ものすごく集中して仕事をする彼女は、夢中になりすぎて、食べるものもいい加減になってしまい、舌など口の中がひどい状態になるそうだ。私はそんな集中力を持ち合わせていないので、どういう状態かわからないのだが、定期的にスプーンを口に含んでいると症状が治るらしい。目にもいい。夕方になると目が疲れてくるが、スプーンを当てると視力が少し回復する。ほうれい線に当てると緩和する。そんな実験をやってみているところで、全て個人の感想ではあるのだが、とても感謝されるスプーンなのだ。

魔法のスプーンを手に入れるには?

こんなすごいスプーンをつくってしまい、自分でも驚きつつ、大切に伝えなければと思っている。ただのスプーンではなく、大切に伝えていくメッセージがあり、必要としていて価値がわかる方に使っていただきたい。他のスプーンと比較して買う物ではなく、大量消費の商品ではない。なぜこの素材なのか、この大きさでこの形状なのか、この色なのか、特殊な加工によって何がどうなっているのか。全てに意図があって、それを3次元の物質として表現することができたものであり、店頭やネット上にに並んでいる他のスプーンとは異なり比べる物ではない。もはやスプーンと呼べないのかもしれない。難易度は高いがきちんと伝えることができると、それは素晴らしいことなので、これからしっかりと価値を届けられる準備をしたいと思っている。ご興味ある方がいらっしゃれば楽しみにお待ちください。(お知り合いの方で欲しい方は直接ご連絡ください)

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士