リモートワークする際に、心がけたい3つのコツ

自粛モードが開けつつある今日この頃。
今さら感あるけど、リモートワークするにあたり、大切なコツをまとめておきます。

私は2015年からリモートワークをしています。
もう5年くらいになりますね。
はじめた頃は、大阪に住んでいて、東京の会社の仕事を請け負いました。離れていたので、業務の前提がリモートワーク。
具体的には、チャット中心にコミュニケーションし、電話やオンライン会議などを使って仕事を進めます。
資料の保管や受け渡しはクラウドです。
当時、すでにこれらのツールが豊富にあったので、物理的に困ったことはほとんどありませんでした。
ずっと会社員だったため、慣れるまでの数ヶ月はやりにくいなぁと感じることもありましたが、大きな障害はありませんでした。

それよりも、一番難しかったのは自己管理です。
おそらく、新型コロナによる自粛で初めてリモートワークをされた方は、共感いただけると思います。

では、リモートワーク歴5年の私が考える、自宅で仕事をするための3つのコツをお伝えします。

毎日繰り返すことを習慣化する

家で仕事をすると、どうしてもやる気のない日や、波に乗れない日というのがあります。気合いが入っていたり、やることが山積みで追われている時はいいのですが、いくら綿密に計画を立てても、毎日計画通りというわけには行きません。
もちろん、会社勤めでも同じように乗り気になれない日もあるでしょう。

しかし、会社に行けば、出社さえすれば、周りにうまく流されたり、とりあえずこなすことができやすいのですが、リモートワークはそうは行きません。立て直すことができるのは自分だけです。

「立て直す」というのは、どちらかというと対処法ですよね。
「崩れてから立て直す」よりも、「崩れないようにする」のが賢いやり方かと思います。
では、毎日「崩れないようにする」のは、どうすればいいのでしょうか?

答えは一つ。
習慣化しかありません。

「日常の行動の40%は判断を伴わない習慣」と言われています。
とりあえず、朝起きてから仕事を始めるまでのステップを、完全に習慣化してしまうのがポイント。
特に、在宅で仕事をしている主婦は、ぜひ習慣化をお勧めします。

例えば、私の場合、
朝起きたらトイレへ行く→コップ1杯の水を飲む→お風呂に入る→化粧水パックする→家中の窓を開ける→旦那を起こす→洗濯物をセットする→前日の洗い物を食器棚に片付ける→スムージーをつくる→・・・などという感じで、分単位でやることを決めてます。作業の目安時間も決めてるし、バージョンもいろいろあります。例えば、「ゴミ出しの日」とか、「旦那が出張の日」などは少しやることや順番が違います。
細かく決めれば決めるほど、習慣化しやすいです。
実行しながら、修正していきます。順番かえたり、1つ1つの行動にかける時間を見直します。文字通り試行錯誤しながら、習慣化していきます。
決めてしまえば、実行するだけ。繰り返すほど、自動化できます。

特に、家事と仕事がまじってしまいがちな主婦は、家事のような毎日やるべきルーティンを機械的にできるように習慣化すれば、仕事に取り組みやすいです。

仕事スイッチを入れる

1日の行動を習慣化することでリズムがつけば、あとは、カチッと仕事モードに入れる儀式をすることです。
女性であれば、化粧などは良いスイッチになると思います。
私の場合、コンタクトとピアスをつけると、少しスイッチ入ります。
化粧したら、完全にスイッチオン!
男性なら洋服を着替えるなど、が良いと聞きました。
ネクタイを締めるといった行為は、ある意味、理にかなってるのかもしれません。仕事モードになりやすいですよね。
この儀式を在宅ワークの時にも行うことをオススメします。
面倒なようですが、このスイッチを押すことで、仕事がはかどるようになります。

空間、時間、の決め事をつくる

今回のコロナによる自粛で、もともとリモートワーカーだった私は、ほとんど変化のない生活だったのですが、旦那さんもリモートワークを行うようになったことで、不都合なことがいくつか出てきました。

まずは、声問題。
リモートワークといっても、2人とも、黙々とPCで作業をするという仕事ではなかったので、家庭内で声の渋滞が起こりました。
もともと出張の多い旦那さんの仕事に合わせて、交通の便が良い都心に住んでます。家の広さよりも、駅近であることと空港や新幹線の駅へのアクセスの良さを優先していました。
これにより、狭い家の中で、2人がそれぞれオンライン会議や電話をすることで声がぶつかり合うのです。

そして、声と同様に、プライベートな空間と仕事の空間が一緒になることによって、ご飯を食べたりリラックスする空間と仕事の空間が混じります。

旦那さんは、オンライン会議が少なくとも5本くらいあり、合間を縫って電話がかかってきます。オンライン会議に出ながら電話しながらメール打ってることもあり、客観的に見ると笑ってしまうくらい忙しい。その横で、私もオンライン会議したり、お客様と話したりします。この状況が家の中で繰り広げられるので、かなりストレスフルになりました。

期間限定といえど、家庭内の空間と時間の調整をきっちりやる必要があります。ご飯の時間を決め、その時間はお互い仕事をしない、とか、リラックスするときはベランダへ行くとか、重要な○○の会議はグリーンバックになる窓の前で行う、とか。
陣取り合戦にならないよう、空間と時間のすり合わせを家族内で行うことは、仕事をスムーズに進めるために必要でした。

以上、長くなりましたが、これからもリモートワークを続ける方は、上記の3点をご参考ください!

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士