オーディブルの魅力

ここ数ヶ月、ゆるくオーディブルにはまってました。

10年以上前、耳学に興味があって、その時にも試したのだけど、なんかイマイチだった覚えがあります。年月が経って単純にアプリとか使い勝手が良くなったということもあるけど、それだけじゃなく、楽しみ方にちょっとしたコツを今回発見しました。

読書はほとんどKindleで、読み上げ機能を使って本を耳で読むというのはよくやってます。だから、わざわざオーディブル使わなくてもKindleで十分やんーと思ってました。

案の定、オーディブルで聞いてもKindleの方がええんちゃう?と。Kindleの読み上げ機能は機械的なので、それが嫌な人もいると思う。が、個人的には機械的な読み上げに慣れてしまって心地よく、逆にオーディブルのナレーションが抑揚ありすぎて気持ち悪いw

ビジネス書にそんな気持ち込めなくていいし、オーディブルだと図表とか見るのが面倒くさい(PDFで別添されているが面倒で見ない)。その点Kindleだと表とかが出てきたら画面を見ればよいだけで、何かと手軽なんですよね。

しかーし。小説をオーディブルで聞くと、、、すごくいい!そうか、ビジネス書だから気持ち悪いけど、小説には適している。Kindleの機械的な小説の読み上げは味気なかったが、オーディブルのナレーションは気持ちが入って楽しめるー!

と、目から鱗の発見をして、村上春樹ワールドに突入したのでした。

まずは「騎士団長殺し」、ナレーション高橋一生。もう、ドンピシャ。世界観ヤバい。村上春樹、大好きなのだけど、ハマり過ぎてしまうから要注意で、新刊を読み始めるのはいつも躊躇します。一気に読みたいから続きがある場合は全部出揃ってから〜とか言ってると更にタイミングを逃して、読めてなかったんですよね。高橋一生のナレーションが村上春樹ワールドによぬ合っていました。

その後、読んでない短編小説を中心に春樹三昧。春樹作品に合っていたナレーションは、池松壮亮、松山ケンイチ、仲野太賀あたり。柳楽優弥はちょっと惜しい感じで微妙に違う。市原隼人は女性のセリフのところだけなんか笑える。中井貴一は明る過ぎ。多部未華子は抑揚強すぎてイメージが全然違ったのですぐやめちゃいました。とまぁ、完全に個人的な好みなんですけど、、、春樹ワールドを堪能しました。料理しながらとか単純作業しながら聞けるのがマル。

やはり俳優さんは上手い。ナレーションで聞きやすいから1.7倍で聞いてもちょうど良かったです。

小説好きだけど読む暇ないとか、目が疲れるという人にとても合っていると思います。無料お試しもあるし気になる方はこちらをチェキラ!

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士