自己啓発の本はたくさん読んできましたが、突き詰めていくと、だいたい言っていることは同じなんですよね。どのタイミングで、どの本に出合うかで、ものすごく響いたり、理解が深くなったりします。今回ご紹介するのは、とてもわかりやすく、身近に感じて元気になる本です。著者の三宅さんとは、数年前にとあるセミナーでご一緒し、最近お仕事を通じて再会しました。とてもスマートで頭の回転が速く、実行力もずば抜けている方で、絵にかいたようなエリートの男性です。著書を献本いただき、この機会に三宅さんの”できる”秘密に迫ってみようと読みました。
三宅さんは、サラリーマンをされてましたが、教育分野において起業し、今は中国在住です。中国で学び、アメリカで学び、とにかく貪欲に学んで自分のビジネスを切り開いてこられました。最初にお会いした時、「なんてパワフルで頭がよくて前進力がある方なんだ!」と驚いたのを覚えています。多くのことを学んでいると、インプットに走って、行動に移せなくなることが多々ありますが、三宅さんはインプットとアウトプットの両輪がまさに円滑に相乗効果をなして、結果に結びついているお手本です。私は頭でっかちになりがちなので、三宅さんの行動力やモチベーションの秘訣を知りたいと思っていたら、この本にたくさんヒントが書かれていました。
この本は理論をだーっと書いているのではなく、著者がやってきたことの実践書です。小さなキッカケをつくって、行動し続けるための仕組みづくりが具体的に書かれています。きっと、三宅さんはここに書かれていることをきっちりやっているのだろうと伺えます。モチベーションを高めるのではなく、まず行動することでモチベーションが高まる。どこかでも聞いたことある話ですが、では、実際、成功者はどんなことをやってるのだろう?ということを知ることができるのが、とても良い点でした。そして、著者曰く「僕は面倒くさがり」とのこと。私のような三日坊主の面倒くさがりでもできる??と思える小さな工夫がたくさん掲載されていて、読んでいて、元気でるな~!という感じ。真新しい概念はあまりないけれど、実際に行動していることをちゃんと書いてくれているのでわかりやすいし、実行しやすい。
じゃあ、私はこの本を読んで何を始めたか?それは、ちょっとした日記を書くことにしました。正直、あんまり続いてません。苦笑
でも、それでいいらしいです。ゆる~く、マイペースでちょっとだけ挑戦してみる。成功者の実体験だから、信じてやってみる。やってみることに価値がある。元気がなくなったら、たまに読んでみる。隣のあの人がやっていることをやってみる。自分の人生が今までよりも好きになって、楽しくなる本です。まずは、気軽に読んでみることをおすすめします!