あなたは、投資や金融について、自分軸がありますか?
私は社会人生活を金融業界でスタートさせました。いろんな取組をやっている会社でしたが、私の主な仕事は不動産を担保とする融資。多くは中小企業などが収益物件として新たに買うビルやマンション等の購入資金を融資していました。とても刺激的でかなり厳しい仕事内容だったけれど、事務職などでは体験できないエキサイティングなものでした。しかし、当時は何のポリシーもなく、営業成績をいかに積み上げるかということだけを目的としていたので、徐々に精神がむしばまれていく感覚がありました。未熟だったのでどんな仕事をしていても壁にぶちあたったと思いますが、億単位のお金を動かすにはあまりに自分軸がなさすぎたのだと思います。
お金や市場はモンスター。予測しようとしてもできない。
それ以来、金融や不動産は常に私のアンテナにひっかかり続けています。結婚後は自分達の投資についても真剣に勉強し始めました。主婦にとってお金や投資の知識は、家事と同じくらい個人的には重要なものだと思います。ただ、勉強すればするほどどんどん深みにはまっていきます。いろんな考え方があり、どのスタンスをとるのか、お金の範囲は途方もなく広いのです。まさに「お金や市場はモンスター」ですね。
鎌倉投信・新井和宏氏が本当に伝えたかったことに大いに共感した。
結局、自分のポリシーがないと、投資においても「いくら儲かった、いくら損した」という概念でしか考えられない。しかし、プロフェッショナルの仕事で特集されていた新井氏の仕事内容を見て、モヤモヤが吹き飛びました。私がもっとも共感した点は、投資先の将来を深く考慮して投資するかどうかを決断したところ。そして、投資先の選定は、「社会的に存在する価値があって応援したいところ」というもの。この法則はシンプルだけど、とてもとても深い。連鎖倒産しそうな先に対する融資なんて、かっこいいなーーと思いました。うむ、そういう基準なのか、ありだなーと。金融や投資で悩んだことがあるだけに、ずしーーんと心に響きました。同じく金融を生業にしている旦那もかなり感銘を受けたようで、久しぶりに金融談義に花が咲きました。きれいごとだけでは世の中まわらないし、しっかりしたポリシーやスタンスがないと、お金というモンスターにやられてしまう。
お金の心理ブロックがはずれる?!
多くの日本人は「お金儲けはよくない」とか「清貧」という概念から脱却できていないと思います。私自身も少しあると感じてます。このようなお金儲けに対する心理ブロックが、あなたのお金儲けを邪魔していることは多いでしょう。新井氏の考え方を知ることで、金融に対する見方が変化し、お金のブロックがこれまでとは違う形で外れたように感じます。お金について悩んでいる方は、まず新井氏の著書を読んでみてはいかがでしょうか?(早速私もAmazonで注文しました!)