自分の行動を見直すきっかけになった良本「鬼速PDCA」

ブログの書き方を忘れてしまったくらい、久しぶりの投稿。

インプット過多でうまく行動できない方がいたら、教えてあげたい良本だ。
まさに、私がそうだった。月に20冊程度の読書量は比較的多い方だと思うのだが、なんとなく、行動量に結びついていないジレンマがあった。頭でっかちになって、ぐるぐる知識が回っているけれど、体まで回らない感じ。そんなモヤモヤを解決してくれるんじゃないかと感じたのが「鬼速PDCA」。

フリーで仕事をしていると、自己管理が最も難しい。いわゆるノマド的に働いており、仕事が飛んできたら受けるというスタイルで、時間管理もうまくできない。受け身なんだけど、もっと主体的に取り組まないと、フリーの意味がないなという感覚があった。

PDCAと聞くと、ちょっと古臭い感じがしなくはないが、いやいや、すべての基本になるぞ、と改めて思えた本である。ビジネスだけでなく、人生そのものがPDCAであり、その回し方がこれまでつくづく下手だったなぁと思う。

この本には、とにかく徹底したPDCAの作法が書かれている。ここ数年で、いくつか新しいプロジェクトをスタートし、新しい仕事を請け負った。何かを始めて進めて行くには、頭で考えていたら遅く、何も始まらない前にニーズがなくなったり、価値が変化してしまうことを実感した。そのくらい、世の中の動きは速い。今の時代には、ゆったり、なんとなく、PDCAを回していたら意味がなく、まさに鬼速で徹底して回すことに意義がある。そう、PDCAという理論が古くなったのではなく、PDCAのやり方を新しくしなくてはいけないのだ。

と言っても、具体的にはどうやって??と思うでしょ。その答えが、まるまる1冊にドーーーンと書かれているのがこの本なのだ。根っこの考え方は、リーンスタートアップ的であり、今の世の中に最も合っていると思う。そして、正直、泥臭い内容である。こんなのできるのかなー、とためらうけど、これをやったら絶対にあなたの思い描く未来が現実になる。著者は、数年で100億円の企業を創ろうとしているが、そんな夢でも十分に叶うだろう。そのくらい徹底したやり方だ。そして、そのやり方を惜しげなく、細かいところまで教えてくれているので、この本に書かれているまま真似して、鬼速PDCAを体に染みつけよう!

学びもいいが、もっと結果を出していきたいという方は、参考になる良書だと思う。

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士