文章をただ書くのではなく、読んでもらい、読んだ相手の心を動かし、なんならその人が新たな行動を起こすーーこれが究極の文章で、私たちは、こういう文面を書けるように日々推敲しているのではないでしょうか。
昨日書いた、文章作成に関するブログ記事。その後も頭の中をぐるぐるとしているので、今日もその続きを書こうと思います。
昨日、ご紹介した本には、文章のたった1つの目的は、「今すぐ人を行動させること」と書いてあります。「読む→言葉に反応→想像する→行動を起こす」という一連の流れを生み出すことは、文章を書く上で最高のゴールと言えるでしょう。このゴールを目指すのに、いくつか気をつけることがありますが、私が最も大切だと思うポイントを1つご紹介しましょう。このポイントさえ、腹落ちして表現できるようになれば、文章で影響を与える人になれると思います。
そのポイントは、「自分ごとで書かずに、読んでいる人の立場で書くこと」。言葉にすると簡単にできるように思いますが、これ、めっちゃくちゃ難しいです。自分でできていると思っても、他人が読んだらできていないことが多い。そして、世の中に溢れている文章の多くは、自分視点で書かれています。試しに、あなたが楽しく読める文章と、最後まで読む気がしない、それどころか最初から読む気がしないような文章を読み比べてみてください。文章のうまいヘタはありますが、楽しく読んで好きになる文章は、書いている人がこちら側(読み手側)に立っていてくれるのを感じると思います。
このことについて、「人を操る禁断の文章術」(Daigo著)では、「書かない」3原則の原則3で書かれています。そして、私の文章作成のバイブル「稼ぐ言葉の法則」(神田昌典著)では、売れる公式41の公式00で記載されています。分離・非分離という言葉で表現されており、「私は、私。あなたは、あなた。」という分離の立場をとるのか、「私は、あなた。あなたは、私。」という非分離の立場なのか、が全ての基本となるとのこと。分離ではなく、非分離の立場で表現することが重要であるとされています。読むと、もちろん、理解できます。でもね、なかなか書けないんですよ。そして、指摘されても、どこが分離になっているのか気づかず、うまく直せません。言葉の上っ面を非分離にしていても、内容そのものが、分離になっていることが多々あります。私がよくハマるスランプは、分離・非分離の法則で、文章だけでなく、多くの面でもっと成長しないといけない部分なのだと気づきます。
人間は誰しも、自分が中心の視点で世界を見ているので、仕方ないのかもしれません。時間をかけて少しずつ非分離で発信できるように修行中です。現在、修行中の身のため、この文章もあなたの視点に立って書けてないかも、、、という言い訳。笑
同じことを表現するにも、本や著者によって違いはありますが、結局、肝は共通なのでしょう。同じテーマで多読すると、共通する重要な点が見えやすく、自分の理解度も深まります。あとは、実践、実践、実践あるのみ。まだまだまだまだ、文章作成の旅は続きます。
追伸:「稼ぐ言葉の法則」の読後評をブログで書いてないことに気づきました。これはとても役立つ本なので、近々書きます!
*紙の本
*kindle
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