【最高の体調・鈴木祐】「価値」と「目標」の違いを理解する重要性

先日ブログで絶賛した『最高の体調』という本。

その中で最も印象的だった第6章「価値」について、何がどう素晴らしかったのか、まとめてみよう。

ぼんやりとした不安に支配されている現代人

この章は、「ぼんやりとした不安を解消するたった1つの方法」という小題から始まる。

もしかしたら、「ぼんやりとした不安」なんてないという人がいるかもしれないが、おそらく、なんらかの未来への不安を持っている人がほとんどだろう。

私自身、漠然とした、しかし完全には拭いきれない未来の不安というものがある。今すぐに困っていることはなくても、「老後は大丈夫か?」とか「何かとんでもないことに巻き込まれたらどうしよう?」とか、確実に今現在に無関係な不安を持っている。

これは現代人特有のものである。

では、なぜ現代人はこのようなぼんやりとした不安に支配されているのか。

それはこの本を読んでのお楽しみ。ぼんやりとした不安の原因とそれを解消する方法が記載されている。

「価値」と「目標」の違いを混同しているかもしれない

そして、「価値」と「目標」の違いについて言及されている。私にはこの違いが目から鱗であった。

なぜなら、目的と価値をごっちゃにしていたことに気づいたからだ。

目標と思って立てたものが実は価値であった、なんてことがあなたにも起こっているかもしれない。この2つの違いを理解すると、とてもスッキリした。

目標のたて方が間違っていたし、価値観を明確化することが、目標をたてること同様にとても重要なことだとわかった。「目標をたてましょう」と主張する人は多くても「価値観を明確にしましょう」と言われることはあまりない。

しかし、この「価値観の明確化」こそが、とても重要だということがわかる。

ここまでを理解した後、2種類のワークが用意されている。このワークを行うことで、あなたは自分の価値観明確化し、幸福感を高めることができるだろう。

とにかく、おすすめ。

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士