【別府通信:毎日が地獄】2024年11月

(東京都内との2拠点生活を経て、期間限定で大分県別府市に住んでいます。その様子を定期的に綴っています。)

別府もだんだんと冬らしくなってきました。山を見ると少しずつ紅葉してきてはいるけど、まだ緑が多い。美しい紅葉はもう少し先のようです。

土地土地のスーパーを見るのが好きですが、同様に本屋を見るのも面白い。必ずチェックします。東京の本屋さんは特に面白かったですね。街によってというか駅ごとにカラーがあって、細かく複雑に商品傾向が異なっている。本屋を見ただけで住人の興味やそこにやってくる人々の息づかいが想像できます。その点、別府はどこの本屋も似たりよったりで。共通点は恐ろしいくらいにビジネス本がない!本屋でビジネス本のコーナーを探してぐるぐる回って諦めることが何度あったでしょうかw

考えてみると、別府はThe観光地でレジャーや湯治で来る街。ビジネス街はないし、お年寄りが多い。漫画や小説、雑誌のコーナーが大きく、あとは観光ガイド、健康コーナーは割と充実しています。移住系の雑誌やムック本なんかもあります。そこで見つけた財前直見さんの移住暮らしの本。財前さんは大分出身でUターンしたようですね。土地の産物を使ったナチュラルな暮らしを発信していました。そういや中島知子さんも別府に移住したと聞きました。ローカル番組で活躍してるみたいです。マークパンサーさんも別府のツーリズム大使やっていていずれ移住したいとのこと。芸能人にも人気あるなぁと、本屋から見える別府も興味深い。

街の様子で驚くことは病院の多さ。確実にコンビニよりたくさんある。様々な科があり、総合病院も多い。このため救急車が結構通ります。私がよく知る地方といえば徳島市くらいなんですが、徳島も病院の多いところで、これは徳大の医学部の卒業生が徳島で開業するからと聞きました。別府はどういう理由かわからないけど、やはり湯治ついでの病院需要が多いんですかね。街を歩いていてもほとんど人に会わないけど、病院の受付はどこも人でごった返しているようです。

そしてドラッグストアが多い。家から徒歩3分以内に3店舗もあるw そしてどこも巨大で何でも売ってる。このことと車生活のため歩くことが少なくなりました。都会の生活はめちゃくちゃ歩いていたなぁと思います。

大分各地から特産品が集まるイベントに行っていろんな美味しいものを知りました。海産物やキノコはもちろん梨やみかんも豊富でした。鱧フライがめちゃくちゃ美味しくて。なかなか食べる機会がないものなのに手軽にお安く食べられるのは地方のいいところ。唐揚げや高菜のお寿司など、何を食べても美味しい。ちらっと寄る予定が随分長居して、お店の人の話を聞くのが楽しすぎて、木工職人のおじさんと仲良くなりました。笑

ゴルフ場でお風呂に入ったら、茶色いお湯の温泉でお得感ありました。別府湾を眺めながらプレーするのも良き。車で20分くらいで行けるからもう少し頻繁に行こうかと思います。

  

グルメは、、、なかなか素敵なお店を一軒発掘しました。過去にミシュランで星とってる餃子やさん。ワンオペでやっていて超個性的でした。ほぼ餃子しかないんですが、具が珍しいものでたくさん種類あって面白い。注文入ってから包んでくれるので、出てくるのは時間かかるけどめちゃ美味しいしわくわくできます。飲み物も自家製で漬けてるお酒やシロップがベースで安心安全美味。メニューは毎日変わるらしく写真を撮ってはいけないと。お料理は撮ってもいいけど、全部餃子だから映えないw

と、日常生活目線の別府でした!

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士