パラダイムシフトー時間は未来から流れている

フューチャーマッピングファシリテーターになって約2年半。フューチャーマッピングとは、トップマーケターの神田昌典氏が編み出した、未来のHAPPYな状態を想像して行動計画を作成するツールであり、潜在意識からアイデアを取り出したり、あらゆる使い方ができるメソッドです。これを学んだ期間に、突然、強烈なパラダイムシフトが起こりました。自分で見えているものが変わったことを実感したのはもちろん、朝会話した友人が1日のセミナー終了後に再び会話すると「朝からすごく変わった、別人みたい」と言われるほど。雑談しかしてないんですけどね。なんとなく不思議な感覚がずっとしていて、フロー状態なのか、なんなのか、今までとは生きている感覚が全く違う経験でした。1日で人は変われるんだと思った出来事だったのです。

では、どう変わったんでしょう?外見や自分という人間が変化したわけではなく、世の中や物事の見え方がチェンジしたといった感覚でした。同じ景色でも、見えているものからのメッセージが全く異なるように感じたのです。このパラダイムシフトの1つが、「時間は未来から流れている」という概念。生まれた時から、人生は過去の積み重ねで成り立っていると疑わずにいました。きっと多くの方はそうでしょう。今も、世の中はこれが当たり前の考えであり、自分自身も、未だにそう考えてしまう思考グセが強く残っています。頭で理解していても、感覚としてまだまだ根付かないんですよね。日常生活で、周りに流されますから。

「時間は未来から流れている」と考えると、人生がとても楽になり、何でもできるように思えます。過去は変えられないけど、未来は変えられる。過去には縛られがちだけど、未来には縛られにくい。行き詰まった時、この時間軸を思い出すと、あっさりいろんな事が解決したり、ケリをつけられる。この時間の概念は侮れません。

この感覚をなかなかうまく説明できないので、最近読んだ本でわかりやすく書いてくれている1冊をご紹介。メンタリストDaigoさんの「ポジティブ・チェンジ」。自分を変えるためのメソッドを書いた本ですが、根本にある概念の1つにこの時間軸があると思います。Daigoさんの本は最近のお気に入り。とにかく明快でシンプルなのでわかりやすい、心理面で変化すると、本当に大きく人生が変わるとわかります。他には、苫米地さんの本も参考になると思います。大量に出版されてますが、根本はほぼ同様の内容。そのため、「また同じ内容だ」と思ってしまうのですが、逆に共通する主張がシンプルでとても強いと感じます。「時間は過去からの積み重ね」という常識を打ち破るためには、いろんな本を数多く読んでみるのがいいかと。どこで腑落するかは人それぞれだと思います。

この記事を書いた人

tomoko3

現代のエビデンス社会では認められていない本物の「自然の理」を実践中。
それは、水や光に学ぶことであり、なんにでも応用できる。
室内水光栽培士/結界士